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音楽

2011年12月10日 (土)

ライブに行きました 汐留BLUE MOOD

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SAXの佐々木亜紀子先生のライブがあったので、久しぶりにナマの演奏を聴きました。

場所は、大江戸線築地市場より徒歩3分、そして本当の築地市場の大型車出入り口近くにあるライブハウス、BLUE MOOD。新しいビルの1階で、外に面した壁は天井までカラス張りというデザイン。夜は人通りが少ないロケーションなのでとても広がりのある空間に感じます。

ラテンジャズのナンバーが中心で、キューバのサックス・プレーヤー、パキート・デリベラという人のナンバーをプレイ。他には、先生も私もおそらく近い年代なので、80年代の洋楽から、ダイアナ&ライオネルのENDLESS LOVE、そして何十年ぶりかに聴いた、チャック・マンジョーネの「栄光をめざして」。フリューゲルホルンとサックスの二管のテーマがかっこいい!その場では曲名も演奏者も思い出せず、家に帰ってからYOU TUBEであたりをつけてたどり着きました。

原題は「GIVE IT ALL YOU GOT」。ヒットした当時は、このイマイチな邦題しか知りませんでしたが、原題を知るとなるほど、うまいタイトル。

1980年の冬季オリンピック レイクプラシッド大会のテーマ曲ですから。

2011年8月27日 (土)

おすすめCD On The Street Corner(山下 達郎)

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今ではテレビで学生のコンテスト番組をやるほどメジャーになった「アカペラ」。中学の音楽の時間、意味は、「教会風」と教わりました。

今のJポップ系のアカペラの直接のルーツは山下達郎のこのシリーズでしょう。

wikiによると、オリジナルのLP盤は1980年12月に10万枚限定版で発売。当時、ラジオの深夜放送で初めて聴いてショックを受けた記憶があります。その後、レンタルレコード屋で借りてカセットテープに録音、繰り返し聴いていました。

その後、第2弾、第3弾、その他別バージョンも発売。写真は、たぶん第2弾のCDがリリースされたときに、同時かそれと前後して第1弾もCD化されたと思うんですが、そのときレコード店で両方予約するともらえたノベルティです。
LPサイズのボックスにCDが2枚収まります。さらにオリジナルの袋つき。

このノベルティ、ネットで探したところぜんぜん見かけないので、けっこうレアかも。


2011年8月14日 (日)

おすすめDVD 昭和八十三年度!ひとり紅白歌合戦(桑田佳祐)

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桑田佳祐が毎年末にやっているワンマンショウ的コンサート映像です。

タイトルの通り、主に昭和歌謡の名曲を紅白に分かれて(といってもすべて桑田が歌う)歌いまくります。古くは藤山一郎「青い山脈」から、最近(でもないけど)では倖田 來未の「キューティハニー」まで、その数61曲。自慢すると61曲中、知らなかったのは桑田のオリジナル曲の1曲だけ。

歌いまくる桑田のパワーもさることながら、原曲に近いアレンジとダンサーを交えたステージ構成はすんばらしい。そのアレンジ、ステージともに関係してくるのがバンド編成ですね。サックスの包国充をリーダーに管楽器のフルバンドが、昭和の歌謡番組の雰囲気を再現しています。

サックス吹きの視点からの注目曲はというと、ガロの「学生街の喫茶店」(1972)。間奏のソプラノサックス・ソロ。なんでしょう、このマイナーのようでふわふわした感じ。そういうスケールをつかってるか?幻想的なバッキングとあいまって、気持ちよし。オリジナルでは、サックスではなくコール・アングレという管楽器をだそうです。

あと、八代亜紀「舟歌」のイントロや欧陽菲菲「ラヴ・イズ・オーヴァー」のアルトソロ。演歌のサックス、いいすねえ。どっかのクラブ(クラブ↑じゃなくて、クラブ↓)で歌手のバックバンドやりたくなります。

2011年5月23日 (月)

おすすめCD ギターワークショップ Vol.2

Gws 1978年録音・発売の、GUITAR WORKSHOP Vol.2。4人のギタリスト、大村憲司、秋山一将、森園勝敏、山岸潤史の六本木ピットインでのライブ録音です。

人選もジャズ、ロック、ブルースからと、当時のフュージョンブームを象徴してますね。

収録曲は、それぞれがほぼ同じメンバーのバンドをバックに各1曲を演奏したものと、最後に4人でスティービー・ワンダーのAnother Starをセッション。そのAnother Starが圧巻で、スペクトラムのホーンアレンジもよし、テーマ後のソロ回しが最高です。誰のソロもすべての音、フレーズが生きているというか、どこで切り取ってもかっこいいアドリブです。

惜しむらくは、どのソロを誰が弾いているか、解説にも書いていない!森園以外は、Gibsonの335か345なんで判別つきにくいです。(森園はストラト)

だれかわかる人いませんかね。

高校のとき、このアルバムのバンドスコアを買ったんですが(当然もうない)、著作権の関係でしょうが、Another Starは掲載されていませんでした。

ちなみに上のジャケットは今世紀になって発売されたコンプリート版のものです。

2011年5月 6日 (金)

おすすめCD 松岡直也&WESING

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松岡直也というピアニスト率いるラテン+ジャズのバンドのモントルー・ジャズ・フェスティバルでのライブ盤。1980年の録音。

CDの中で、司会者が「NAOYA MATSUOKA and his bigband!」と紹介しているだけあって、ホーンセクションが前面に出てテーマを演奏する曲が多い。曲調は、切なくも熱いラテンパワー?といった感じでしょうか。

当時、私は吹奏楽部でサックスを吹き、また、巷ではフュージョンが流行っていた時代でしたので、繰り出さされる清水靖晃、土岐英史サックスソロ、土方隆行のギターソロを何度も聴き返していました。

もちろんレコードで。たしかそのレコード、近所の貸しレコード屋の店じまいセールで手に入れましたが、その後レコードプレーヤーのない生活になり聴く機会もなくなりました。

ところが、4年ほど前、Amazonという文明の利器を通じて、ついにCDで買いなおすことに成功!再び、iPodに入れて聴きまくりです。

若いときに聴いた音楽は、何年たってもいいなあ。

2011年4月23日 (土)

おすすめCD キャンディーズ

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元キャンディーズの田中好子さんが亡くなりました。

キャンディーズのCDに注文殺到とか近々ベストCDがでるとかニュースが出ていますが、少し変わったキャンディーズがらみのCDを紹介します。

1989年発売のリミックスアルバム「CANDIES BEATS」。プロデューサーは、PSY・Sという打ち込み系のユニットの松浦雅也氏。まあ、オリジナル音源を使ってディスコ?とかハウス?にアレンジしてるわけですね。スーちゃんが亡くなってから、オリジナルを聴きまくってしまったので、むしろリミックス自体に懐かしさを感じてしまいました。

やっぱり、今は、オリジナルのキャンディーズを聴こうっと。

以下は個人的な思い。私は、キャンディーズが解散した1978年4月に高校に入学したので、同世代アイドルというよりは少しお姉さんという感じでした。しかしながら、2006年にNHKで放送した「わが愛しのキャンディーズ」を観て以来、懐かしさとともにそれ以上に好きになってしまいました。スーちゃんの訃報を知ったときには、思いのほか悲しみや喪失感を覚えました。自分自身が年をとったこと、スーちゃんが若くして亡くなったこと、大地震があったことなどが影響しているのでしょうし、なにより、平和な昭和40~50年代に起きた事象が徐々になくなっていくことに戸惑っているのかも知れません。

2011年4月20日 (水)

ブルーノートTシャツ

Bluenoteshirts

ユニクロで、ブルーノートのレコードジャケットをデザインしたTシャツを買いました。これは、そのTシャツのタグです。(なぜかTシャツ本体ではない)

本当は、Sonny Clark の Cool Struttin' もあったんでそれもカッコよかったんですが、あんまりベタかなぁと、渋めにJackie McLean  Let Freedom Ring にしてみました。

ブルーノートのジャケットって昔からセンスがよいとして有名だったのに、この手の企画ってなかったんですかね。菊正宗や森永プリンまでTシャツにしてしまうユニクロの手腕か、もしくは、ジャケットの著作権が最近切れたとかいう話でしょうか。

夏になったらこれを着て、レッスンに行こうと思います。

2011年3月10日 (木)

ライブに行きました 国分寺giee

Image221 アルトサックスの鈴木勇雄さんのライブに行ってきました。
実は、鈴木さんのことはつい最近まで存じなかったんですが(失礼)、鈴木さんの奥様とうちの嫁が知り合いで、「こんど祝還暦ライブがあるので」というので誘っていただきました。

仕事で遅れて1stセットの途中からになってしまいましたが、さすがベテランという感じで、スタンダードを落ち着いた雰囲気で演奏。
奥様もシンガーで、スレンダーな体にもかかわらず芯のある歌声で数曲披露してくれました。

最後の3rdセットは、ジャム・セッション。女性ボーカルが次々と登場して、これが皆さんうまい。趣味でやられているのかプロ的にやられているのかわかりませんでしたが、「趣味でジャズボーカルを少し・・・」なんて女性がいたら心が揺れますね。

豆情報としては、ドラムスの藤井信雄さんは、最近はまっている菊地成孔のDCPRGに参加していた人で、なんという偶然。うれしくなりました。

2011年3月 6日 (日)

おすすめCD 池田篤

51mu1gd2vl_sl500_aa300_1_4 「ジャズを聴きたいんだけど、アドリブがバリバリ炸裂するんじゃなくて、今はリラックスできるのが聴きたい気分なんだ!」というときには、このCDはいかがでしょう。 

サックスプレーヤー池田篤さんの「The Jazz道」というアドリブ初心者のための教則本のシリーズ。その付属CDの模範演奏がなかなか気持ちよいです。

初心者向きなので収録曲はよく知っている曲ばかり。そして、アドリブの本なので当然アドリブもありますが、コードトーンと決まったリズムパターンを使ったものや丁寧にスケールをなぞっていく演奏なので、刺激はすくないけど心地よし、です。

5連符や7連符、フラジオなんてありません。朝の通勤電車でジョン・コルトレーンは重いしチャーリー・パーカーまでテンション上げられない、ってときに聴いています。